根岸のとある日

根岸

ひとつのふたり

疾走
「だから……寂しいひとなんだ、あのひとは」
「寂しがってないけど、寂しいの?」
「寂しがってないから、寂しいんだ」  
優しい子どもだったおまえたちが、ようやく「ひとつのふたり」になって、
再び「ふたつのひとり」になってしまう

—疾走

幼気

幼気

まだまだ小さく幼気な虎さん
ただ、逃げもせず媚びもせず闊歩しておりました。
カメラを構えた私なんぞは全く眼中に無し。

最後の一瞥

最後の一瞥

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