teeny weeny vol.1

teeny weeny

大阪でFA31/1.8を連れまわしてみました!



曇天新富町

曇天新富町


ピンボケ写真?

ピンボケ写真?

ピンボケ写真?

いえいえそんなことはありません。
撮りたかったのは猫さん親子の手前のペットボトル(たぶん)ですから!


神田のある母子の記憶 その4

神田のある母子の記憶

すると子猫の視線が急に私から横に外れ、
子猫は前足で地面を蹴り視線の方向にダッシュした。
後ろに蹴ることができない右足を必死に動かし走る。

子猫の走った先には母親と思しき猫がいた。
母猫は路地の闖入者である私を一切無視し、
ただただ子猫をなめ頬ずりをする。

この母子に幸あれと祈りつつ闖入者は路地を後にした。
何もできない無力感と、
何かできることがあればしたいという
いつもの気持ちを両方抱えながら

※母親だったのか、父親だったのか、そもそも親子だったのかまでは
 不明なのでずっとお蔵入りさせていた一連の写真でした。





神田のある母子の記憶 その3

神田のある母子の記憶

警戒心満々の視線を外しながら、そろりそろりと正面に回る。
そして逃げなかった理由が判明した。
右の後ろ足が不自然に前の方向に向いている。
どうやらこの子猫は足が悪いのだ。

痛がっている様子はない。
過去に骨折し、そのまま固まってしまったのかもしれない。
先天性のものなのかもしれない。確かめるすべはない。
しかしその視線は大きな人間に負けてはいないし、
普段は生命を預けているであろう左前足は力強く撓み、
いつでも地面を蹴ることができる体勢だ。

(続く)

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