虚空の雪

2012/03/26  Posted in FA31/1.8, Imaged scenery, murmur |  コメントは受け付けていません。

往々にして思い出の場所に思い出の人と行くことはできない。
よくある歌によくあるように、思い出の場所で思い出の人の姿を探すなんてことはできやしない。
そこには、あなたの大切な人はここにはもういないという現実だけが横たわるだけだ。
その現実だけが背骨から絡み付いて喉元をぎりっと拉げ上げていく。
だから本当はこんな場所では俯いていたいのに、妙に顎があがって空を睨む。
でも実のところ、顎があがるのは涙を零さないための抵抗なのだと思う。
季節はずれの大雪が降っている。
そんな雪だけが懐かしくて優しい。
この場所で懐かしくて優しい。

ハギエンナーレ Vol.1

2012/03/17  Posted in FA31/1.8, murmur |  コメントは受け付けていません。

仕事の帰りにハギエンナーレ2012にお邪魔してきました。良かったです!
あいにくの雨でしたが、逆にムード的には良かったかもしれません。
明日の予定も含めて優しく説明してくれたお姉さん、ありがとうございました!
今日はFA31/1.8を連れていきましたが、明日はNOKTON連れて再訪しようかな・・・と考えています。

フォトブログにはギャラリもアップしました。
コチラ→Hagiennale Vol.1
Vol.2も近日中にアップする予定です。

※スパムが少し増えてきたこともあり、コメントを以前のモデレーション方式に変更しました。

花見酒への憧れ

2012/03/15  Posted in FA77/1.8, murmur, street cat |  2 Comments »


徐々にではありますが暖かくなってきたことを感じます。散歩をしていてもエンカウントも増えました。
梅も桜も例年より開花が遅れ気味ではありますが、今後は桜が咲くのも待ち遠しいです。

ところでふと思ったことがあります。
「お花見には何度も行ったこともあるのに、桜を見ながらじっくりとお酒を呑んだことはないなぁ・・・」と。

まぁこれはお花見に友人や会社の仲間と行けば、花を愛でるよりも宴会になってしまいますし、
子供が小さい頃に家族でいったお花見も、喜んで駆け回り、遊びまわる子供の相手で、花見どころではありません。
また、仮に一人でお酒を持って花を愛でようと思っても、周りがお花見の大宴会状態では、
じっくりと花を眺め、愛でつつ、静かに好きな銘柄のお酒を楽しむ雰囲気ではなさそうです(笑)

そう考えると、ひとりでじっくり花見酒を楽しむのは簡単ではなさそうです。
ただ、この世に生まれて40数年、お酒を呑めるようになってからは20数回の春を経験する中、
そうした花見酒を楽しんだことがないのも寂しい気がします。
ちょっとでいいから李白のような気分も味わってみたいなぁ・・・と思うお酒ダイスキな私なのでした。

やっと白梅

2012/03/12  Posted in flower,macro,nature, murmur, RIKENON50/2.0, street,alley |  1 Comment »


今日の午前中はFA77/1.8だったから、午後はNOKTON58/1.4とNEXで散歩
明日はリケノン50/2.0で都内へ行ってみようかな?なんて、とっかえひっかえ持ち出すのも楽しいです。
また、そういう風に思い込んで撮っていることもありましょうし、
具体的に何がどうとか上手に表現もできませんが、
それぞれのレンズによって出てくる画も違っていて楽しいです。

で、今日の3枚はリケノン50/2.0で撮った写真です。
近隣の梅もようやくほころんでまいりました。


さよならは別れの言葉じゃなくて

2012/03/3  Posted in FA77/1.8, murmur, street cat |  4 Comments »


初めて君を撮ってからもう5年以上が経つ いや6年かな
まぁそんなことはどうでもいい
私のパソコンの中で最も枚数が多いのが君の写真
そして君の姿を見なくなってからやがて1年
でも、こうしていつでも君に会えるし、こうして会っている
ちょっと、いや、かなり太目の体、体に似合わない可愛い声、顔つきに似合わない人懐こさ、すぐこっちに寄ってくるので撮りにくかったり・・・
私の中で君はいつも相変わらずだ

そうそう、先日また新しいレンズを買った
もともと猫好きだった私が猫を撮ることの楽しさを教えてくれたのが君だ
まぁ、私が一時期レンズ沼にはまった責任の半分は君にあると思う

今年の冬は寒かった 君が今いる場所はどうだったのだろう
こっちでは近くのお寺の梅もそろそろ咲くかもしれない
その梅を撮ったら、いつも君がいた場所にまた寄るよ そしてまた君の姿を探すかもしれない
そしてまた君の姿を見つけられなくて、ひとり立ちすくむかもしれない

でも・・・

じゃぁまたね、いつか どこかで

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